二次試験対策!数学の記述力を身に着けよう

数学

こんにちは、ひらです。

今回は二次試験の数学の対策について。

センター試験と違って二次試験では記述の答案が求められます。
しかし、普段から書き慣れていないと、記述答案を作成するのはなかなか難しい…。

ということで今回は記述力」を身につけるための重要なポイントを紹介したいと思います!

今回の記事は
数学が苦手な方記述が苦手な方向けの記事になっています。

ポイントその1:相手に説明する気持ちで書くこと

記述答案は計算用紙じゃない!

時折、数式だけを書き並べた答案を見かけることがありますが、これはもってのほかです。

計算用紙は自分だけがわかればいいものですが、
記述答案は採点者にもわかってもらう必要があるものです。

そのためにも、相手に説明する気持ちを忘れずに書くことを心がけましょう。

 

最初は参考書の解答を真似してみよう!

では実際にどのように書けばいいのか。
一番早く上達するのは、やはりきれいな記述を真似することです。

慣れない間は参考書の解答を真似して書いてみましょう。
普段から使っている参考書で構いません。

 

慣れてきたら自分の言葉で書けるように

問題集に乗っている問題には限りがあります。
特に二次試験の問題となると、普通の問題集に乗っている問題がそのまま出てくる、なんてことはほとんどありません

真似をしながら記述するのに慣れてきたら、今度は自分の言葉で書く練習をしましょう。
参考書の解答を真似しながら練習したことをベースに、自分が今どんな計算をしているのか
なぜその発想に至ったのかなど、言葉にしなければわからない自分で考えたことを文字に起こしていきましょう。

 

ポイントその2:日本語としておかしくならないように

主語と目的語は最重要!

自分がどのような計算をしているのか相手に伝えるには、
どの式に何をしたのか」が重要になります。具体例でみてみましょう。

式一つを操作するとき

「1番の式をxについて解くと」
「1番の式をxで微分すると」 etc…

式二つを操作するとき

「1番の式を3番に代入すると、」
「1番の式から2番の式を引くと」 etc…

ただ数式を書くだけでなく、一言付け加えるだけで、
自分がどのような計算をしているのか、相手に伝わりやすくなります。

 

同じ接続詞を連続して使わないようにしよう

例えば、
「Aの式からBが得られる。また、Cが求められる。また、Dを計算すると・・・・・」
というように、同じ接続詞を連続して使う(今回は「また」)のは
相手に伝える文章としてはあまり良いものとは言えません

文章に幼稚さが出てしまうからです。
このような場合には「さらに」などを用いて連続して使うことを避けるようにして書きましょう。

文字は丁寧に!

記述答案は相手に見せる文章ですから、相手に読める文字で書くことが重要です。
汚い字で書くと、採点者に正しく伝わらない場合があります。
例えば「0と6」、「1と7」etc…

正しい方針で正しい計算をしているのに、
文字が汚くて採点者に正しく伝わらなかったから減点された

となっては点数がもったいないことこの上なしです。
普段から字が汚い、という人でも、記述答案を作る時にはきれいな字で書くように心がけましょう。

 

まとめ

記述答案で大切なのは相手に伝える気持ちを忘れないこと、正しい日本語で書くこと

さいごに

いかがだったでしょうか。
これから記述の練習を行うという人も多いと思います。
是非参考にしてより良い答案が書けるよう頑張ってください!

 

それでは。

 

数学知って得するマメ知識
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ひら

大阪大学 基礎工学部システム科学科 知能システム学コース
得意の数学力で同大学に合格。

問題の解き方や考え方のコツなど
教科書には明記されていない部分を書いています。

担当は数学と物理。
何か質問があればコメント欄にお願いします。

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さらだぼーる

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