“1問で10倍”身につく数学の勉強法

数学

こんにちは、ひらです。
よく数学の勉強法で「とにかく問題を解きまくれ!」というのがありますが、
まさかそんなことしてないですよね?

この記事では”1問で10倍身につく”数学の勉強法を紹介したいと思います。

ダメな数学の勉強法

とにかく問題を解きまくる

冒頭にも書きましたが、「とにかく問題を解きまくる」勉強法は
はっきり言ってナンセンスです。

そもそも数学で大切なものは、「解答」よりもむしろ「解答を導くまでの過程」です。

 

家づくりに例えると、全く同じ見かけの家(=解答)でも中の構造(=過程)が
しっかりしていないと不安ですよね。

 

もしも床が傾いているだとか、断熱材が入っていないだとか、
構造が不正確でずさんな工事だった場合、
最悪建築基準法やなんやらで訴えられてしまいます。

 

数学の問題では訴えられるなんてことは当然ありませんが、
解答を出すことにこだわって、その過程をないがしろにすることは間違いである
ということは忘れないでください。

 

わからなかったらすぐに解答を見る

数学苦手な人あるあるです。
先ほども述べたように、「解答」よりも「過程」が大切です。

ただし、この「過程」は自分で導き出さないといけません
テストの時に宿題プリントとか授業ノートとか持ち込むことはできませんからね。

なので、わからないからすぐ解答見よう!というのは少々おかしな話です。
ちゃんと自分で過程を考える努力をしなきゃ。

 

難しい問題から演習する

数学がちょっとできる人に多い気がします。
ダメな勉強法!とまではいきませんが、少々非効率的な勉強法です。

入試や試験が近づくにつれて難しい問題を解かなければならないのは事実ですが、
最初から難しい問題ばっかりやり続けるとモチベーションが続かなくなる可能性があります。

良い数学の勉強法

じっくり問題を解く

問題を解く過程にはさまざまなエッセンスが詰まっています。

問題の意図

何を求める問題なのか、問題は何をしたいのか

問題を解くための道筋

問題を解くためにどんな戦略が建てられているか

問題を解くための発想

問題を解くためにどんな発想がなされているか

公式を使う場面

どのような場面でその公式が用いられるか

式変形の仕方

計算のためにどのような式変形がされているか

これらは1つの問題から読み取ることが出来ます。
これらを意識して問題演習に取り組めば、ほかの問題を解いた時にも

以前似た問題やったぞ

この公式この前の問題とは違う使い方をするんだ

などなど、知識と知識を結びつけるとができるので、
ただ闇雲にやるよりも10倍身につきます。

 

わからなくても何分か考える

何度も述べているように過程が重要です。
私が実際にやっていたのは5分です。

「5分考える」→「答えの数行だけ見る」→「5分考える」→「答えの数行だけ見る」………

というのを問題が解けるまで続けていました。

このおかげで、解答冊子がなければ過程や答えが書けない、という
苦手あるあるな状況に陥らずに済みました。

簡単な問題から復習する

やはり基本問題です。
簡単な問題から復習することで、「自分の知識の穴はないか」を確認しながら
知識や演習を積み上げていくことをお勧めします。

知識に穴があって試験で偶然それに関する問題が出てきたときには呆然としてしまいますよ。

さいごに

いかがだったでしょうか、今回は数学の勉強法について紹介しました。
問題をじっくり考えて簡単な問題から演習を積み上げていく。
そうすれば効率よく数学の勉強ができます。

ぜひ試してみてください。

 

 

それでは。

数学
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ひら

大阪大学 基礎工学部システム科学科 知能システム学コース
得意の数学力で同大学に合格。

問題の解き方や考え方のコツなど
教科書には明記されていない部分を書いています。

担当は数学と物理。
何か質問があればコメント欄にお願いします。

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さらだぼーる

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